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アラフィフ3人組の遠足【二度上峠 編】

2011年05月01日(日)

アラフィフ3人組の遠足【新町~権田 編】の続き。

倉渕村は、でかい。
権田もまだ、倉渕村。
さらにいうと高崎市。
倉淵町ガイド
※この画像は、権田の手前の倉渕村の案内、権田はちょうどライトが当たっている地点。

権田交差点で、国道406号線から左に折れて、
県道54号線を二度上峠目指して歩いて行く。

kozoさんが、高崎の100均で買った温度計で
温度を確認しながら歩いている。
この温度計、もう一つの役目がある。
二度上峠の頂上の温度が何度なのか?
三人でカケをした。
ノールさんは、5℃。
kozoさんは、氷点下。
米治郎は間を取って、3℃。
この中で、一番近い人が明日の昼飯をおごるという
勝った方が損する仕組み。
この権田の時点で、あまり覚えていないけど、
7℃くらいだったと思う。

県道54号線を進むにつれて、闇は濃くなっていく。
権田が少し集落だったが、
権田交差点から54号を進むにつれて、人里離れていく。
人家は全くなくなっていって、明かりはなく、
月も新月なので、闇夜である。
懐中電灯の明かりだけが頼りだ。

やがて、川浦という集落に差し掛かる。
川浦小学校という看板が見えて、
道路の頭上には、桜らしき白い花が満開である。
先ほどの権田で撮った画像が全く撮れていなかったので、
もう暗い中での撮影は止めた。

この付近では、休憩も真っ暗な中でする。
54号線に入ってから、極端に交通量は減り、
クルマは全く来ない状態なので、アスファルトの道路で
3人とも寝そべる。多少こう配があるので、
頭を勾配の下にして、脚をあげて、リンパと乳酸を
少しでも脚から身体に持ち上げようと試みる。
これは、ノールさんがいつもやっていることだ。
もうこの付近では寒く、kozoさんが、10分以上
休憩すると、身体が冷え切ってしまうので、
7分8分でと、時計を見て、「はい、スタートします」と、
的確に指示を与えてくれる。非常に頼もしい。
しかし、スタートすると、身体が固まってしまい、
脚が素直に動かない。
温まってくるまでは「痛たた、痛たた」と、
おじさんたちは痛さと闘いながら歩く。

マメ対策は、kozoさんに言われた通り、
5本足ソックスを履き、さらに20kmを過ぎたあたりで
足の裏にマメの兆候があったので、テーピングして備えたが、
指と足裏は問題ないが、左右のかかとの内側がさっきから痛い。
次の休憩で、見てみると、両足ともかかとの内側、
内側のくるぶしの下にマメができている。
もうここまで、育ってしまったらあとの祭り。

真っ暗な中で、休憩していると、突然、ヘッドライトの明かりが・・・。
いくら、交通量が少ないとはいえ、たまにクルマが通る。
二度上峠の手前は、後でわかったことだが、
連合赤軍あさま山荘事件
あさま山荘の近くだったらしい。
交通量の全くない54号線に突然現れるクルマにビックリするが、
クルマに乗っている人はもっとビックリだろう。
こんな人里離れた真っ暗な中で、3人で何をやっているのか?
あさま山荘も近いし、きっと犯罪者に違いないと、
振り返らずに、あわてて通り過ぎる。

このレポート、実は、Googleの地図を見ながら書いているが、
二度上峠の手前、烏川渓谷公園というのがある付近、
旧道とバイパスとに分かれている。
kozoさんが、両方を示してくれて、
「旧道はこう、バイパスはこう、どっちへ行きます」
旧道方向を見ると下っている。
下っているということはまた上るので、
ノールさん、米治郎「バイパス」と声が揃ってしまった。
バイパスを進んで、旧道との合流が過ぎると、
工事中、片側通行の表示で、信号がついているが、
もちろんクルマは来ないので、赤信号だったが進んでいく。
すると、片側の工事中の中に工事の現場事務所らしき
建物があり、その前を通り過ぎると、パッと明かりが点いた。
感知式のランプになっていて、久しぶりの明かりだ。
待っていたkozoさんの一言、「休憩しましょう」、
と、久しぶりの明かりの中で休憩。

その様子(※ノールさん、動画を拝借しました)

※右側で米治郎が怪しく映っているが、実は用をたしていた(爆)。

さあ、二度上峠の上りがスタートする。
標示があるが暗いので画像はない。
標示はカーブの数(いくつか忘れた80~100くらい)が上段に表示され、
下段に、”←国道406号線○○km →二度上峠○○km”
とある。これって、こちら側からはカーブの数が減っていき、
最初は、減って行くたびに奮起していたが、段々とこれが、
「まだかよ」という気持ちを増幅させる。人間とは勝手な生き物である。
これから標高1,390mまでゆっくりと上っていく。
二度上峠、斜度はそんなにきつくはない。
上るにつれて、少しずつ、気持明るくなってくる。
二度上峠の夜明けは近い。
気温は3℃、このままでいくと米治郎の勝ち、だから負けである。
がんばれ温度計!

この付近で、米治郎、アドレナリンハイ現象が現れた。
ランナーズハイという言葉があるが、自転車でも
同様にそういう症状はあり、米治郎、自転車で
ロングをやっていた時に経験したが、ある時点で、
急に疲れが飛んで、一気に元気になるのである。
しかし、自転車の時は、それが長続きしたが、
このウォーキングでは、シオシオノパーと
アドレナリンハイが出てきた時と同様、
急に消えた。

ずいぶんと上ったところで明るくなってきた。
そして、左に朝日が上ってきた。
二度上峠日の出
※標識の左の矢印の先にある小さい○が太陽

残りのカーブは22、二度上峠の頂上まで3.0km、権田から16.2km
二度上峠日の出3.0km
※標識の右の矢印の先にある小さい○が太陽

朝日の動画

※”にどうえ”峠ではなく”にどあげ”峠

実は、ここからの3.0kmがきつかった。
そんなに斜度のない上りがだらだらと続く。
カーブ数が20を切れても、なかなか10を切らない。
そう、先がわかるから、残りの数を見るだけで辛くなってくる。
わからなければ、まだかな、まだかなと思っていると終わるのだが・・・。
県道54号線

そして、ついに頂上はやってきた。
最後のカーブ、二度上峠の頂上である。
二度上峠頂上-2

標高1,390m
二度上峠頂上

さらに、右カーブ、右側の切り通しが切れると、浅間山
浅間山

パソコンで見ている方は是非この動画を!


すると、頂上に止まっている4駆の男性が降りてくる。
「あんたたち、さっき歩いていた人たちだね」
と、やはり通り過ぎて行ったクルマの人だった。
ここで、この男性から聞いて、
さっきの付近があさま山荘付近であったことを知る。
「3人揃って撮ってやろうか」と、撮ってもらう。
※ノールさんのカメラで撮ってもらったので画像はまだ。

それと、ほとんど忘れていたが、kozoさんは覚えていた。
頂上の気温は、なんと5℃。よって、ノールさんの勝ちだから負け。

そして、高崎市から長野原町へ入る。ここからは下り。
眼下に、ゴルフ場が見える。
しかし、上りではあんなに快調だったノールさんが急にペースダウン。
そう、新しい靴がここへ来て、新しい靴が災いし、さらに下りで
足に負担が増して、マメが発育してそれを庇うために、
腰にきはじめてきたらしい。米治郎も足腰ガクガクである。
実は、さっきの工事事務所の休憩で、102kmはもう無理で、
北軽井沢(67km)をゴールとすることがほぼ決まっていた。
もし、北軽井沢で歩けそうなら進むということにしてあった。
しかし、ここへ来て、ノールさんと米治郎は、ガクガクもうろう状態。
ノールさんは、落ちている白樺の木を杖にして歩いている。
kozoさんは、前を行き、ノールさんと米治郎と二人で歩いて行く。

ノールさん「おい、ここのゴルフ場でタクシー呼んでもらおうか」
米治郎「そうだね、でも、まだ、時間的にゴルフ場開いているのかな?」
そう、さっきから入口を見ているが、入口を入っていくクルマがない。
kozoさんは、ずいぶん前を行く。
しかし、とうとう、ノールさんが事切れた。

ノールさん「タクシー呼ぼう」
と、着いたところは、別荘地の入口。
そこで、タクシーを呼んで、ウォーキングは終了。
全員、玉砕。102kmなんて距離は無理で、都合61kmだった。

1時間ほど待ってタクシーで軽井沢へ向かう。
タクシーの運転手さんに話すと、当然びっくりされる。
しかし、すぐに、全員熟睡。
あっという間に、軽井沢駅へ着いて、
軽井沢から”しなの鉄道”で、上田へ向かう。

旧JR時代の昔懐かしい湘南色車両だった
しなの鉄道湘南色

そして、上田から真田へ行って、健康ランドふれあいさなだ館で、
昼食食べて、熟睡。

その後、kozoさんのお父様に迎えに来ていただき、
kozoさんの実家へお世話になった。

疲れたが、本当にすごく楽しかった。
50歳を過ぎて、こんな経験ができるとは思ってもみなかった。

kozoさんには、たいへんお世話になった。
計画からスケジュール管理、そして、ご実家で
お父様、お母様に良くしていただいた。
山菜のてんぷら、都会では絶対に手に入らないきのこの和え物、
美味かった。

実は、この3人、あの白石峠以来である。
それも感慨深かった。
あの時、この二人に出逢っていなければ、
この旅は有り得なかったのである。

ありがとう、kozoさん。
ありがとう、ノールさん。

しかし、帰ってから、菊じいの話を聞いて、
さらにビックリ・・・・・。
61kmのウォーキングなんて、甘かった・・・。

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Author:高田米治郎
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